【セブン・エンド】15話ネタバレ｜天堂家を飛び出した美南を待ち受けていた不幸とは…。

♦不幸の始まり

拓海の部屋に案内されたタツヤは、ある一枚の写真を見つけます。

そこには北星と共に微笑む幼い美南の姿がありました。

美南があんなにも憎んでいた北星の元に戻って来た理由を尋ねるタツヤ。

すると陰地は、美南が天堂家を去ってからの事を語り出したのです。

天堂家を去った美南は、勤め先の男性と恋に落ち結婚。

その時に授かった男の子が拓海でした。

しかし幸せだったのも束の間、生後すぐに拓海には心臓の病がある事が発覚。

拓海を救う為には心臓移植を受けるしかなく、もし受けなければ5歳まで生きられないと告げられてしまいます。

その後、美南をさらなる大きな不幸が襲ったのです。

♦天堂家に戻った理由

なんと彼女の夫はビルから身を投げ自殺。

どうしようもなくなった美南は、ある日突然天堂家に戻って来たのです。

激しく雨が降る中、土下座して許しを請う美南。

あれ程憎んでいた北星に頭を下げ、拓海を助けて欲しいと訴えます。

こうして天堂家に戻る事になった美南。

しかし北星は条件として、二人に天堂家の籍に入るよう命じたのです。

行き場のない美南は、この命令を受け入れるしかありませんでした。

美南と拓海が天堂家に戻って来たのが22年前。

拓海が2歳の頃でした。

それからわずか2年後に、美南は自ら命を絶ったのです。

♦帆南の合流

美南の過去を振り返る三人の元へ、記者会見を終えた帆南が戻ってきました。

帆南はメディアへの対応を夫に任せ、一足先に戻ったと言います。

そしてタツヤに向かって進捗状況を尋ねました。

戸惑いながら、まだだと答えるタツヤ。

彼の能力は持ち主の痕跡がないと使う事ができない為、拓海の部屋のように複数の人が出入りする場所では無意味だと言います。

そして拓海が身に着けていたものなど、もっと本人の思い入れの強い品を要求したのです。

タツヤの話を聞いた帆南が指さしたのは、彼のウォークインクローゼットでした。

♦拓海の痕跡を求めて

拓海のウォークインクローゼットは七尾探偵事務所以上の広さで、そこにはたくさんの衣服がしまわれていました。

どれも拓海がこの家にやって来てから購入したものだと言う帆南。

しかしどの洋服も袖を通した痕跡がなく、脇にあるおもちゃは使った形跡すらありません。

モノには持ち主の想いが刻まれます。

しかしこの部屋の持ち物からは、何の思い入れも感じられないのです。

素直に打ち明けるタツヤに対し、あからさまにがっかりした様子の帆南。

すると、クローゼットの隅を物色していたショーコがある物を見つけます。

それは彼女の手のひらに乗る程の小さな小箱でした。

絶対宝物が入っているはずだと意気込むショーコでしたが、帆南も陰地も見覚えがないと言うのです。

困り果てたタツヤが小箱の蓋を開けると、そこには小さなボタンが入っていました。

シバコロ

『セブン・エンド』第15話はここまで！

ミケネコ

第15話では、あれだけ嫌っていた北星に頭を下げ、許しを請う美南。
愛する息子を救う為とはいえ、天堂家に戻って来る事で心を病んでしまったのでしょうか。
彼女が命を絶った原因は帆南にあるとの事ですが…。
これからどんな真実が明らかになるのか気になります！

『セブン・エンド』第15話「ヒトのモノ」感想まとめ

♦美南の不幸

幸せを求め、天堂家を飛び出した美南。

しかし彼女を待ち受けていたのは不幸の連続でした…。

生まれた息子は心臓病、さらに愛する夫は自殺。

まるで絵に描いたように不幸が続きますね…。

頼る者もいない美南は、拓海を救う為に天堂家に戻ってきたのです。

それからわずか2年後に自ら命を絶ったとの事ですが、この2年間に一体何があったのか気になります！

♦ボタンの謎

記者会見を終え、戻って来た帆南。

冷静な彼女は何を考えているのか全く読めません…。

一見優しそうに見える夫もまた、何を考えているか分からない感じです。

帆南は拓海の痕跡を求めるタツヤをウォークインクローゼットに案内。

しかしそこにあるものは新品ばかりで、使った形跡すらありません。

拓海はここで10年以上の歳月を過ごしたはずですが、どれも思い入れがないのは何故でしょうか。

彼がここでどんな生活をしていたのかも気になるところです。

また、彼が失踪したのは美南の死と関係があるのでしょうか？

最後に小箱の中から出て来たのは、一つの小さなボタンでした。

あのボタンを見た時の帆南は明らかに顔色を変えていましたが…。

このボタンにどんな秘密が隠されているのか楽しみです！