【セブン・エンド】6話ネタバレ｜タツヤの元を訪れた依頼人の頼みとは…？

♦新たな依頼者

人は誰しも「人生をやり直したい」と考えた事があるはずです。

自らの命を絶つ以外に、その願いを叶える唯一の方法。

それは生きた痕跡を消し、失踪する事なのです。

ショーコと共に脱走した猫の捜索を行っていたタツヤ。

無事見つかり安堵するショーコでしたが、あの猫が脱走するのはこれで何度目かわかりません。

次に脱走したらGPSを付けようと企むタツヤを嗜めるショーコ。

すると、二人の前に新たな依頼者がやって来ました。

今回の依頼者は夫婦のように見えます。

「死人に口なし」という合言葉を言う二人。

タツヤは二人は死者を探しに来たと察しますが、依頼者はそうではないと言います。

なんと、男性の方は記憶喪失で、失った記憶を取り戻したいと言うのです。

♦聡との出会い

今回の依頼人は、覚田聡と涼子の二人。

二人はこれまでの事を語り始めました。

7年前、浜辺で倒れている聡を発見した涼子。

慌てて声を掛けた涼子ですが、彼は何も答えなかったと言います。

聡が見つかった場所は、地元では有名な自殺の名所で、彼を見つけた時は驚いたとの事。

釣りをしていた涼子は偶然倒れていた彼を発見したのです。

♦失った記憶

その後、病院に搬送され警察の事情聴取を受けた聡。

しかし彼は名前はおろか、誕生日も住所も職業も、自分に関するもの全てを忘れていたと言います。

捜索願は出されていなかったのかと尋ねるタツヤに、首をふる涼子。

聡は財布すら持たず、唯一持っていたのは女性ものの指輪だけだったと言います。

指輪を眺めていたタツヤはある結論に達しました。

女性に振られて自殺したのだと。

ショックを受ける聡に、二人は結婚しているのかと尋ねるタツヤ。

記憶のない彼は就籍し、涼子の姓である覚田を名乗っていました。

全てを失った聡を涼子は受け入れ、結婚までしてしまったのです。

♦記憶を取り戻したい理由

過去を失くしたとしても、新たな居場所を見つけて幸せそうだと指摘するタツヤ。

聡もまた記憶がなくても毎日が充実し幸せだと言います。

しかし、時々冷たい女性の手が触れるような感覚を覚えると言うのです。

その手の持ち主が誰なのか思い出せない聡。

それでもその手に握られると、死にたい衝動に襲われると言います。

自分が人の命を奪ってしまったのではないかと心配する聡。

タツヤもまた彼の気持ちを察します。

もし過去の自分が人の命を奪っていれば、記憶が戻った時に涼子に危険が及んでしまう。

それを避ける為にも、聡は何としても記憶を取り戻したいと言うのです。

指輪の存在や、聡が感じる感覚から、何か都合の悪い真実が出て来る可能性があると言うタツヤ。

それでも結果に関わらず明らかにするのが彼の仕事なのです。

タツヤは聡に向き合うと、失った過去を取り戻す事を約束するのでした。

シバコロ

『セブン・エンド』第6話はここまで！

ミケネコ

第6話では、タツヤに依頼する時の聡の表情が印象に残りました！
彼の表情からは、どんな過去が明らかになっても受け止める覚悟が見受けられます。
所持品などから彼が大きな罪を犯した可能性はありますが…どうか間違いであって欲しいと思います！

『セブン・エンド』第6話「失われた記憶」感想まとめ

♦新しい依頼

七尾探偵事務所を訪れた新たな依頼者は、覚田聡と涼子の二人でした！

一見幸せそうに見える二人ですが、夫の聡には記憶がないと言います。

さらに時折冷たい女性に触れられる衝動を感じるとまで。

彼の唯一の所持品は、女性ものの指輪でした。

この話だけを聞くと、聡は女性に振られた腹いせに彼女を殺して自殺したように感じますが…。

真実はどうなのでしょうか？

♦涼子を守る為に

もし記憶を取り戻した時、涼子に危険が及ぶのを避けたいと言う聡。

記憶を失くした彼を支えてきたのは、現在の妻である涼子です。

聡もまた彼女を守る為に探偵に依頼してまで過去を見つけようとしたのですね。

愛し合う二人がとても素敵に見えました！

真実がどうあれ、暴き出すのがタツヤの仕事です。

今回も必ず過去を見つけると約束するタツヤですが、一体どんな真実が待ち受けているのでしょうか？

一見すると、聡は穏やかそうで、とても人の命を奪うような人間には見えません。

どうか真実が予想と反する者である事を願います！