【転生令嬢～もう一度御曹司に奪われたい】36話ネタバレ｜八雲からの誘いを一度は断った奈々は！？

◆萌花(もか)の代わりにやって来た金城と会った夜・・・

約束していた萌花が急用ができて代わりにランチにやって来た金城は、八雲の事を悪く言います。

奈々が自分の前で八雲のことを悪く言わないように言うと、怒った金城は食事もせず席を立ちました。

そして振り返って八雲の周囲は奈々が関わるような世界ではなく、いつか後悔すると言って帰って行きます。

その夜。

お風呂から上がった奈々は金城の言葉を思い出し、八雲が危険なことなどとっくにわかっていたと思っていました。

奈々が八雲との未来に先が無いのなら今の内にと考えていると、スマホにメッセージが届きました。

八雲から明日一日時間を空けて、家に来るようにメッセージが入っていたのです。

奈々は急な誘いの上に命令形のメッセージを見て、金城がいう通りメイド扱いしていると感じてしまいます。

奈々が時間がないと断りのメッセージを送ると、ソファーに座った八雲は嘘つきだと笑って猫の温(はる)を撫でます。

八雲は胸に抱いた温に、奈々が助けたばかりなのにもう約束を忘れていると言いました。

◆ベッドに横になった奈々は・・・

ベッドに横になった奈々は十分待っても八雲からの返信がなく、怒ってしまったのかとソワソワしていました。

奈々は意地になって、メッセージが帰ってこないだけなのに気にしすぎだと寝返りを打ちます。

しばらくしてこれ以上心を許さないように思いながらウトウトしていると、奈々は寝たはずなのに八雲が自分に覆いかぶさっていることに気が付きました。

声も出ず体も動かない奈々は、なぜこうなっているのかパニックになっています。

裸の八雲がどんどん奈々に近づいて来て、奈々はキスされちゃうから早く夢から覚めてと怒鳴って飛び起きました。

夢でも八雲に会ってしまったことに驚いていると、八雲から明日来ないと工場の件を考え直すとメッセージが届きます。

奈々はいつも八雲に悩みばかり押し付けられると悪態をつき、再びベッドに倒れ込みました。

奈々はキスされそうになった夢を見た翌日に、どんな顔をして八雲に会いに行けばいいのかと大きな声で嘆きます。

◆八雲の元を訪れた奈々は・・・

翌日は週末です。

八雲の元を訪れた奈々は、温にごはんを用意していました。

温は生後数か月の仔猫と思えないほど大食いで驚いてしまいます。

八雲に放置されている奈々は、温と遊ぶのは嬉しいが用が何もないなら帰ると言いました。

八雲は奈々がそんなに待ちきれない性格だと走らなかった自分は、婚約者失格だと嫌味を言います。

奈々は婚約者なんて冗談はやめて欲しいと言いますが、八雲は奈々が八雲を好きなのは知っているから婚約者が嫌なら夫でも良いと言い出しました。

そして突然、そろそろだと言って、奈々に準備が整ったら着いてくるようにいうのです。

◆連れてこられたのは映画館で・・・

奈々が連れてこられたのは映画館でした。

奈々はどうして映画館に連れてこられたのか分からず、困惑しています。

すると映画館のスタッフが近寄ってきて、八雲に席の準備ができていると声を掛けました。

どうやら八雲は貸切で頼んでいたようです。

安藤は用事があってこの場にいないため、奈々が八雲を席まで連れて行くように言われました。

足が悪いふりをしている八雲を必死で支える奈々は、いったい何を食べればこんなに重くなるのかと悪態をつきます。

自分でも歩くように言われた八雲は椅子に腰を下ろし、自分で歩けるなら君はいらないだろうと言い返しました。

奈々は今更ながら映画館の人に手伝ってもらえば良い事に気が付き、言われたままに動いた自分はバカだと思います。

八雲の隣に腰を下ろした奈々は、八雲の脚がどうしてそうなったのか尋ねます。

答えたくないなら良いと付け加えると、八雲は奈々がやっとプライベートに興味を持ったと意地悪を言いました。

そして結婚したら教えてやるというのです。

奈々は言いたくないなら言わなくても良いと、声を大きくしました。

そこに映画館のスタッフが注文のものを届けに来ます。

届けられたのはポップコーンやミルクティー。沢山のスナック菓子でした。

八雲が普段一緒に食事をするとき、奈々が甘いものを食べていたことを覚えていて注文していたのです。

奈々は素直にお礼を言い、食事の時の細かいことを八雲が覚えていたことに驚きました。

◆映画が始まり・・・

映画が始まったのですが、奈々はドキドキして内容が全然頭に入ってきません。

八雲と二人きりでは、八雲の存在感が強すぎるのです。

八雲は奈々の緊張が伝わり、フッと笑いました。

奈々は映画を見るだけで緊張などしないと強がり、八雲が奈々を見るからだと言い訳をします。

八雲は肘置きに置かれていた奈々の手に、自分の手を重ねました。

奈々が文句を言おうとすると、八雲が口を開かず集中するように言います。

奈々は集中しろと言うなら手を話してほしいと思うのですが、手を繋いでいるだけなのに心臓が飛び出そうでした。

奈々は恋人つなぎをしたまま、時が止まってほしいと思ってしまいます。

映画が終わると出口には見計らったように安藤が待っていました。

奈々はそんな偶然あるわけ無いと思っています。

どうせ八雲と安藤の打ち合わせ通りなのだと、ため息がこぼれました。

シバコロ

『転生令嬢～もう一度御曹司に奪われたい』第36話はここまで！

ミケネコ

第36話では、映画館で恋人つなぎをした手にときめく奈々の顔は、もう八雲に惚れていること確定ですよね！
乙女全開の表情です。
意地でも認めないところが、奈々らしいと言えば奈々らしいですが。
さっさと認めて八雲に甘えたら万事解決しそうなものですが、それをしたら転生した意味が無いのかもしれませんね。

『転生令嬢～もう一度御曹司に奪われたい』36話感想まとめ

金城と八雲の間に何かあったんですかね。

金城は噂で八雲を知っているだけで、奈々を狙っているから嫌がらせを言っているだけでしょうか。

単純に奪い合っているだけなら可愛らしいですが、二人の間に何かあったとすれば奈々は気まずくなりますよね。

そして奈々！

もうどう考えても八雲に好意を持っているでしょう。

それでも認めようとしないのは、奈々にやるべきことが有るからでしょうね。

八雲からしても簡単になびかれたら面白くないのでしょう。

きっと転生前の奈々にだったら、八雲は興味も意だ肩なかったと思います。

転生してしっかり自分を持って歩く奈々だからこそ、興味を惹かれたんじゃないでしょうか。

奈々が目的を達成した時でもいいので、二人がうまくいくと良いなと願ってしまいます。