めちゃコミックで連載中の『転生令嬢~もう一度御曹司に奪われたい(Ake先生)』の第43話のネタバレと感想をまとめました。
【『転生令嬢~もう一度御曹司に奪われたい』前話あらすじ】
八雲と甘いひと時を過ごした奈々は、帰宅して父親と野間口母娘への復讐方法を整理します。
野間口母娘へダメージを与えるためには、貴教と心美の関係を悪化させるのが重要だと考えた奈々は・・・。

『転生令嬢~もう一度御曹司に奪われたい』43話ネタバレ
◆奈々が助けた年配の男性は・・・
奈々が助けた年配の男性が世界的に有名な画家の鶴田松陰であることは、八巻の調査結果でわかっていました。
松陰は骨董界協会の会長の父親で、奈々が前世で偶然倒れたところに遭遇して助けていたのです。
当時の奈々は母親を失った悲しみでも考える余裕がなく、後のニュースで松陰が心臓病の発作で倒れていたことを知ったのでした。
奈々から貰った薬で胸の痛みが楽になった松陰が奈々に感謝の意を伝えていると、貴教と腕を組んだ心美が通りかかりました。
心美は奈々が怖いと言って、貴教の腕をぎゅっと掴んで甘えています。
貴教は自分がいれば何もできないと、ナイト気取りでした。
貴教の母親は書画を好む上に贅沢好きだということを奈々は知っています。
心美は財津家に入るために全力で貴教の母親に媚びようとするでしょうが、家を追い出された奈々の父親が心美たちに使わせる無駄金を持っているわけがありません。
奈々の計算がうまくいけば、心美たちを陥れることができるはずなのです。
◆松陰に手を貸した奈々は・・・
奈々は立ち上がろうとする松陰に手を貸しながら、「雅心閣(がしんかく)」の鶴田松陰先生ではないかと今気が付いたふりをします。
奈々が骨董街の取材の中でのインタビューを見たというと、松陰は嬉しそうに一度出たきりのテレビのことをよく覚えているものだと感心しました。
心美はメディアに全く出ない世紀の奇才画家である、松陰の顔を知らなかったことを悔やみます。
父親に財産分与が無かった事を逆恨みしている心美は、天才画家と知り合えた奈々だけが運が良いと恨みを募らせました。
松陰は自分を誰だか知っている上に命を助けてくれた恩人の奈々とは縁があると言い、自分のギャラリーである「雅心閣」に招待すると言います。
すると心美が松陰に体は大丈夫かと話に割って入り、心配で心臓が破裂しそうだったと言い出しました。
心美は奈々を姉だと言い、間に合ってよかったと良い子のふりをします。
松陰は奈々の妹ならばと、心美たちも一緒にギャラリーへ招待してくれました。
心美は嬉しそうにお礼を言いますが、奈々の思惑通りだとは全く気が付いていません。
奈々は心美がこの絶好の機会を逃すわけがないとわかっていたのです。
心美は奈々からではなく、松陰自身から誘われたことで疑惑を抱くことも有りませんでした。
◆松陰のギャラリーに到着すると・・・
三十分後。
ギャラリーに到着すると、松陰は今までどんな著名人に頼まれても見せたことのない「九鶴迎春図(きゅうかくげいしゅんず)」をお披露目します。
心美が今日は運が良いと嬉しそうにしていると、ギャラリーに来ていた他の客は松陰に何か良い事でもあったから後悔したのかと言い出しました。
奈々は前世貴教の両親に気に入られようと、一年ほど絵画の鑑定を勉強した経験が有ります。
そんな奈々は「九鶴迎春図」は神の人筆とも言えるほどの技術で見る人を引き込む、傑作中の傑作だとどんな人でもわかる代物だと思ったのです。
松陰はこの絵を縁のある人物に譲りたいのだと、機嫌よくしていました。
松陰はお天道様に引き合わせられた奈々に運命を感じたと言い、メディアに触れさせたことのないこの絵を感謝の証として奈々に贈ると言います。
しかし奈々は送ってもらうのではなく、市場で最高の価格で買い取ると申し出ました。
それを貴教が止めに入ります。
我慢できなくなった貴教は財津和興の息子だと自己紹介し、父親がこの絵をとても気に入っているから自分に打って欲しいと言い出したのです。
◆松陰の機嫌を損ねてしまった貴教は・・・
松陰は金臭い発言をする貴教を、松陰の客がいる目の前で交渉し始めた事を叱りつけます。
そもそも既に奈々に譲った絵なのですから、交渉は奈々とすべきだというのです。
奈々に権利を奪われたとブチギレした貴教は、実の父親を陥れるようなモラルのない奈々に騙されない様に言い出しました。
松陰は奈々を蔑む発言をした貴教に、口を紡ぐよう声を荒げます。
苦しんでいる野次馬の中で唯一助けようとした奈々が、貴教のいうような恥知らずのわけがないと松陰は言いました。
松陰は自分の人を見る目が曇っていない自負があるのです。
奈々との手続きに入るよう指示を出した松陰は、今後一切財津家に作品を売らないと宣言しました。
貴教は誤解だと松陰に縋り付きますが、潔癖で俗世に染まらない人物の松陰が首を縦に振ることはありません。
奈々が前世で知る松陰の作品には金持ちたちが列を成していたのですが、松陰は貧しい人に贈ってもお金にしか眼中にないような人物に売ることはしなかったのです。
そんな人物だと知らない貴教は大勢の前で松陰のメンツを潰したも同然で、松陰が良い顔をするわけがありませんでした。
すると心美はこの絵が欲しいと言った自分のせいだから、復讐は貴教ではなく自分にしてくれと奈々を悪者にしようとします。
心美たちのことを口に出した覚えはないという奈々は、恨むなら口にして良い事の区別が付かない貴教を恨むよう心美に耳打ちしました。
そして松陰が奈々の好きにしていいと言った絵が欲しいなら、奈々から買うしかないのだからよく考えるように言います。
心美は財津家の嫁になるためには、どうしても松陰の絵が必要なのに手に入らない悔しさで顔をゆがめました。
◆心美から振り込まれた一億円・・・
午後6時。
奈々のスマホに一億円が振り込まれたと、銀行からの通知が届きました。
松陰の作品の相場は一千万程度。
父親がそんなお金を用意できるはずもなく、心美は貴教がお金を工面したことが想像できます。
しかし一億ものお金を用意しても、心美が財津家の嫁になれるとは限らないのです。
疲れを感じた奈々はスマホを放り投げ、八雲のことを思い出して膝を抱えました。
そして早く帰ってきて欲しいと願うのです。
元々奈々の婚約者だったくせに、心美に乗り換えた上に奈々を罵倒する最悪な男。
松陰の絵が欲しいならば、松陰の性格も知っていて当然のこと。
それなのに何も知らずにお金にものを言わせようとするなど愚の骨頂と言えるでしょう。
松陰が貴教の言葉を真に受けることなく、奈々を信じたのはホッとしましたね。
『転生令嬢~もう一度御曹司に奪われたい』43話感想まとめ
心美が奈々を怖がっているフリをしているのに全く気が付かず、心美を守ろうとする貴教。
僕がいれば何もできない。なんてよく言うわ!と言いたくなりましたね。
そしてただ見ていただけで何もしなかったくせに、奈々が松陰に気に入られると便乗しようとするなんてよくできますよ。
でも今までは良い子のふりをして味方を増やしてきた心美も、松陰は味方につけることができませんでしたね。
奈々の言う通り、全ては貴教が足を引っ張ったようなものです。
いっそのこと貴教に罵られた時に、奈々が婚約者を妹に譲ったのに絵まで譲れというの?とでも涙を浮かべてみれば松陰はもっと奈々の味方になったんじゃないでしょうか。
そこまですれば心美と同じ穴の狢みたいになってしまいますけど。
それにしても心美が一億円を振り込んできましたが、奈々は絵を渡してしまうのでしょうか。
せっかく松陰が渡してくれたものを心美に譲ってしまえば、松陰はいい気がしないんじゃないでしょうか。
それとも妹に泣きつかれてとでもいうのでしょうか。
サービス名 | 特典 |
\還元率No.1/![]() |
・無料会員登録で70%OFFクーポンプレゼント ・3日連続購入で最大600ポイントプレゼント ・月額メニュー登録で20,000ポイントプレゼント ・オトナ向け、TL、BLマンガの数が豊富 ・読み放題プランや漫画のレンタルを利用することができる |
・購入金額の最大50%ポイント還元 ・会員登録をすると無料で読める作品が多数 ・無料で読めるマンガの数が豊富 ・大人向け漫画の取り扱いが豊富 |
|
・31日間無料トライアル実施中 ・無料トライアル登録で600ポイントプレゼント ・継続利用で1200ポイントプレゼント |
|
・30日間無料トライアル実施中 ・無料トライアル登録で1350ポイントプレゼント |
|
・無料会員登録で100冊まで40%OFFクーポンプレゼント ・LINE登録で毎週10%OFFクーポンプレゼント ・月額プランは翌月100%還元実施中 |