【転生令嬢～もう一度御曹司に奪われたい】52話ネタバレ｜やることなすこと正反対の二人は！？

◆火鍋屋にやってきた三人は・・・

ゲームセンターを出た奈々たちは、火鍋屋にやってきました。

金城に注文を丸投げされた奈々は、スープやタレの希望を尋ねます。

八雲と金城はことごとく正反対の回答をするので、奈々は仕方なくスープはハーフで頼みタレは別々にすることにしました。

奈々はゲームで張り合うだけでなく食事の好みも正反対の二人にあきれて、ご飯くらい静かに食べさせて欲しいと願います。

奈々が具材を取りに行き、テーブルには八雲と金城の二人になってしまいました。

◆八雲に嫌味を言う金城に・・・

金城は八雲がゲームができるだけでなく、火鍋屋のようなうるさくて「汚い」店も平気だとは思わなかったと嫌味を言います。

金城にとっては会うたびに違う驚きを見せられているようでした。

八雲は金城が八雲に敵をむき出しにするのは、八雲が何かしたからなのか以前から聞きたかったと笑顔で問いかけます。

挑発された金城は立ち上がって、わかっていて聞くのは楽しいかと声を大きくしました。

奈々が八雲と付き合っているのは、八雲が無理やり迫ったせいではないのかと疑っているのです。

八雲は金城が奈々のことをいつまでたっても口にしないので、どう切り出そうか悩んでいました。

そしてようやく本題を切り出した金城に、奈々が金城に誤解させるようなことをしたのか尋ねます。

金城は質問の意図がわからず、どういう意味か尋ね返しました。

八雲は金城が欲しいオモチャを手に入れられない子供のようにしか見えないと言います。

奈々にしつこくつきまとう前に、自分を顧みたほうがいいと忠告しました。

そもそも奈々が八雲に対してどんな様子なのか、今日のゲームセンターの時点で金城も目にしているはずです。

無理やり迫ったことでないことは、奈々の表情を見れば一目瞭然でした。

八雲は独りよがりもほどほどにするように言います。

金城は八雲に説教されてムキになっている自分に苛立っていたのですが、八雲の論理にウケると言って強がって見せました。

◆奈々らしき人物が喧嘩をしているという話が・・・

早く奈々が戻ってこないかと思っていると、向こうで可愛い子が喧嘩していたと言う客の声が聞こえてきます。

一人が車いすのイケメン二人が関係していると聞いて、その可愛い子が奈々であることがわかりました。

奈々はテーブルに座っている女性客に謝罪を要求しているところに、金城が駆けつけます。

奈々の表情は貴教にハメられた時と同じくらい怒っているのがわかり、金城は何があったのかとポカンとしてしまいました。

テーブルに座っている女性客は奈々に、頭でもおかしいのかと言い返します。

すると奈々は持っていたトレーをバンっとテーブルに置いて、先ほど女性客が話していた物語の件だと笑顔で言いました。

女性客は奈々たちのことを「三角関係で女の方は若いから体を売っている」などと言っていたのです。

奈々は1キロ先からでも聞こえるくらい大きな声だったから、聞こえないフリができなかったと嫌味を言いました。

奈々は女性客たちが「障碍者」と言っていた人物は自分が真剣に付き合っている相手だから、謝罪しない限り返さないと詰め寄ります。

女性客はただの雑談にそんな真剣にならなくてもいいではないかと、言い訳を始めました。

しかし奈々は許す気は一切なく、友人も中傷したのだから金城にも謝罪を求めます。

遅れて金城の横にやってきた八雲は、奈々の言葉を聞いてもまだ八雲が無理やり迫ったと思うようなら笑えると口にしました。

金城は片思いだと思えばいいのだから問題ないと言います。

そして八雲が今日の金城と奈々の約束についてきたのは、八雲が不安だったからだろうと指摘しました。

金城は奈々と八雲の信頼関係が思ってたほど強くないと解釈できると、批判する言い方をしてその場を立ち去ります。

◆機嫌が悪そうな八雲に困惑する奈々は・・・

食事を終え、八雲と奈々を乗せた車が奈々の家の前に到着しました。

奈々は八雲が火鍋屋から変な感じだが、どうかしたのかと隣に座る八雲に尋ねます。

いつの間にか姿を消していた金城が原因だろうことは、奈々も予想はしていました。

八雲は少しぼーっとしていたと謝罪し、奈々の頬に手を添えます。

そして火鍋屋で奈々が自分のために言い争ってくれたことがうれしかったと言いました。

しかし先ほどまでの八雲の表情が嬉しい顔だというなら、この世は怒りという感情はないと言うほど不機嫌な顔をしていたのですから信じられるわけがありません。

奈々は悩み事があるのではないかと尋ねました。

すると八雲は奈々の腕をつかんで、そんなに理解してくれているならどうやって解決してくれるのかと迫ります。

奈々は全部子供たちに配ったはずの、猫のぬいぐるみを八雲に渡しました。

それは八雲と金城が向きになって競っている間に、奈々自身がメダル100枚も使ってクレーンゲームで獲得したものです。

八雲はたった1つのぬいぐるみに100枚も使ったことにあきれていました。

奈々はいっぱいやってやっと取れた一個には、余計に気持ちがこもっていると反論します。

八雲がいらないのなら猫の温(はる)のオモチャにでもすればいいと、奈々は拗ねてしまいました。

しかし八雲はいらないわけがないと言って、奈々を抱き寄せます。

奈々は八雲の周りの空気がやっと落ち着いたような気がしました。

八雲は自分の問題なのに、奈々にまで不機嫌な思いをさせてしまったことを謝罪します。

奈々は八雲の機嫌が治ったならもう行くと言って、車を降りようとしました。

すると八雲は数日後に会社に復帰する奈々に、風谷玉輝のことは慎重に勧めるようにアドバイスします。

奈々の会社のことに干渉する気はなかったのですが、奈々が言う通り玉輝に複雑な背景があるならと心配になったのです。

シバコロ

『転生令嬢～もう一度御曹司に奪われたい』第52話はここまで！

ミケネコ

第52話では、金城が八雲の方に手を置いて、嫌味を言うシーンがかっこよかったですね。
負け犬の遠吠え的な感じになってしまっているのですが、八雲と金城のビジュアルがいいのでかっこよく見えてしまいます。
その金城の嫌味で八雲が不機嫌になったので、金城にとっては説教のお返しができましたね。
すぐに帰ってしまった金城がそのことを知ることはないのでしょうが・・・。

『転生令嬢～もう一度御曹司に奪われたい』52話感想まとめ

八雲や金城のことを馬鹿にされて怒った奈々が、八雲のことを真剣に付き合っている人と言ったことで金城はとどめを刺されてしまいましたね。

金城自身も本当はわかっていたんでしょうけどね。

その代わりに八雲に嫌味を言って、少しはすっきりしたのでしょうか。

金城が八雲と奈々の信頼関係が、思ったより強くないと言った気持ちもわからなくもないです。

でも自分の彼女に好意を寄せている相手と彼女を、二人きりにしたくないのは信頼していても当たり前の感情だと思うんですけど。

わかっていて言った嫌味なのでしょうが、それで不機嫌になる八雲も大人げないというか・・・。

その不機嫌さも、奈々が一生懸命に取ったぬいぐるみ一つで治りましたけどね。

ホント、どれだけ奈々のことが好きなんだ！って感じですよね。

恋愛に関してはかなりお子様な感じの八雲ですが、やはり仕事のこととなるとガラっと雰囲気が変わりました。

まだまだ経営者としては未熟な奈々に、しっかりとアドバイスするんですもの。

奈々は過去に玉輝のことを知っていたので、問題はないでしょう。

それでも恋人に心配してもらって、アドバイスをもらえたのはうれしかったんじゃないでしょうか。