【遠回り～それでも好きになっていいですか?～】26話ネタバレ｜入院した優羽に司が付き添った理由は！？

◆急に走行中の車から飛び降りた優羽は・・・

助手席に座っていた優羽の様子がおかしくなったのを心配した司が手を伸ばすと、優羽は急に外して走行中の車から飛び降ります。

司は止めようと必死で手を伸ばながら急ブレーキを掛けますが、どちらも間に合わず優羽は道路に叩きつけられてしまいました。

司が駆け寄ると、優羽は意識を失って頭から流血していることが分かります。

救急車を呼ぶより近くの病院に車で運んだ方が早いと判断した司は、意識が無い優羽を助手席に乗せて病院へ急ぎました。

司は自分が優羽を車に乗せたことを後悔します。

そもそも話しかけなければ。知り合わなければ。こんな事故が起こらなかったかもしれないと思いました。

司は優羽までいなくなってしまったら、もう生きていける気がしません。

◆連絡を受けた優羽の両親がやってきて・・・

司が手術室の前で待っていると、連絡を受けた優羽の両親がやってきて看護師に状況を確認しました。

司は優羽の両親に頭を下げて、自分の不注意で事故が起こったと謝罪します。

すると母親が父親に、優羽が良く口にしていた司だと紹介しました。

司は母親が司のことを知っているのは、メールのやり取りを聞いていたのだろうと判断します。

優羽の母親は事故の原因を尋ねました。

司は頭を下げたままブレーキが間に合わず、様子がおかしくなった優羽が車から飛び出してしまったことを説明します。

そして全部自分の責任だと謝罪しました。

司の謝罪の気持ちが伝わった父親は、頭をあげるように言います。

そして司に聞いて欲しいことが有ると言い出しました。

◆優羽の様子がおかしくなった原因は・・・

父親は優羽が過去に車の中に連れ込まれて、乱暴されそうになったことがあることを話します。

幸い優羽は逃げることができたのですが、事件が有った日のような雨の日には今で夢を見てうなされることも有るというのです。

ただ優羽自身は極度の恐怖からか、詳細な記憶は失くしていたのでした。

その話を聞いた司は事件があった日と同じ雨の日に、車で事件があった同じ道を通ってしまったことを悔います。

そのせいで優羽が事件のことを思い出してしまったのです。

優羽にそんな過去が有ったと知らなかったとはいえ、司は気持ちを伝えようと浮かれていて優羽の心の傷をないがしろにしたのだと後悔しました。

呆然となった司が謝罪すると、父親は事件のことを知らなかった司の姓ではないと言ってくれます。

◆手術が終了し・・・

そこで手術中のランプが消え、医者が手術室から出てきました。

医者は命に別条はないが、頭を打っているので意識が戻るのに数日は掛かりそうだと説明します。

説明を終えた医者に頭を下げた母親は、司に仕事が大変だろうから今日は帰るよう提案しました。

しかし司は優羽が意識を取り戻すまで、病院に泊まらせてほしいと申し出ます。

両親が近づくなと言われるならずっと廊下にいるから、意識が戻るまで待たせて欲しいと頭を下げました。

両親は顔を見合わせ、優羽が目が覚めた時に司がそばにいたらうれしいだろうと司の願いを聞きいれます。

それから司は意識の戻らない優羽に向かって、怖い思いをさせたことを何度も謝罪していました。

優羽の手を握った司は優羽に近づいたことを、ひどく後悔します。

司がメールのやり取りをしていた春子である優羽を見つけて好きになったことで、優羽が傷ついてい舞ったのです。

それでも少しでも長く近くに居たかった司は、意識が戻るまでそばに居させて欲しいと呟きました。

その代り意識が戻った優羽に謝罪したら、姿を消して本気で諦めるつもりです。

後日。

優羽の母親はずっと付き添っている司に、目覚めた優羽に事故の詳細を話さないで欲しいとお願いしました。

司自身もトラウマに繋がる可能性を考え、話さない方が良いと願いを聞き入れます。

そして意識を取り戻した優羽は、司のことを完全に忘れていたのです。

◆自分の部屋でプレゼントを見つけた優羽は・・・

司にプレゼントするはずだったネクタイを見た優羽は、司が最初から彼氏のふりは入院中だけのつもりだったことは想像できました。

ただ彼氏のふりをしていた理由が解りません。

優羽が母親に司という彼氏がいると嘘をついても、誤解だと言えば済んだ話です。

優羽はどうしたらもう一度司に会えるか考えます。

メールはもう送っても意味がないことはわかっていました。

優羽は今まで本気の恋だとは思っておらず、何の努力もしてきませんでした。

しかしいつの間にか司のことで一喜一憂する、ちゃんとした初恋だと気が付きます。

また司に抱きしめてもらうためにも、今度は自分が絶対に司を見つけると覚悟を決めました。

シバコロ

『遠回り～それでも好きになっていいですか?～』第26話はここまで！

ミケネコ

第26話では、ずっと優羽に付き添っていた司の気持ちが、とてもよく伝わってきました。
意識が戻らない大切な人の横にずっと付き添う辛さが、よく分かります。
自分を責めて、諦める覚悟を決めた司。
すごく切なくて、見ている方も胸が締め付けられる気持ちでした。

『遠回り～それでも好きになっていいですか?～』26話「事故の真相」感想まとめ

優羽が車から飛び降りた理由が分かりましたね。

乱暴された事があるなら、パニックになってしまうのも理解できます。

そして両親の器の大きさにも驚きました。

いくら司が悪くないと分かっていても、娘が意識不明となれば一緒にいた司を責めてもおかしくありません。

それなのに責めるどころか、お世話になっていると言えるなんてすごいと思いました。

そして優羽が司の存在を思い出したことで、司のストーカー疑惑が晴れましたね。

このままストーカー扱いじゃなくて、本当に良かったです。

彼氏のふりをしていた理由が解らない様ですが、優羽のことを好きだからとういう発想には至らないんでしょうか。

ずっと付き添っていたんですから、もしかして！？と思いそうなものですけど・・・。

優羽は彼氏のふりをした理由を聞くためにも、司を見つける決意をします。

メールは繋がらないので入院中に話していた内容から、たどるつもりでしょうか。

早く見つけられるといいのですが。

そしてお互いきちんと本音をぶつけて、さっさと付き合っちゃえばいいのにと思います。

本当タイトルのまま【遠回り】ですね。